やっと欲しいエレキギターが決まった!さぁ、買おう!
しかしギターだけを購入してもそれでは練習はできません!
今回は、ギター以外にも購入すべき、最低限必要な物についてまとめました!
エレキギターを練習する時の必需品
弦
折角ギターを購入しても、もちろん弦が張っていないと音は鳴りません。
おそらくギターを購入した際に弦が張った状態で渡してくれるとは思います。
しかし弦は突然切れてしまう事があるため、予備を1セット購入しておくのがお勧めです。
また、弦の太さは何種類もあります。
私は細めの弦が弾きやすくて好きなので、0.009~0.042インチの物を使用しています。
ダダリオかアーニーボールの物が安価で定番なのでお勧めです!
ダダリオ↓
アーニーボール↓
「エリクサー」というやたら高い名品の弦もあるのですが、正直勿体無いです。
特に初心者のうちはダダリオかアーニーボールで十分!
私はギターを始めて10年経ってもエリクサーは購入したことはありません。
ここ最近はずっとダダリオを愛用しています。
チューナー
音叉でも良いのですが、初心者で音叉を使いこなせる人はなかなかいないかと思います。
チューナーは必須!練習前には(場合によっては練習の途中でも)必ずギターのチューニングをする必要があります。
そしてチューナーにも様々な種類があります。
シールド(ギターとアンプやエフェクターを繋ぐコードのようなもの)を刺してつなげるタイプはスタジオ練習やライブで活躍するのですが、自宅での練習には向いていません。
私がお勧めするのは、ギターのヘッド部分に挟んで使用するクリップタイプの物。

手軽にチューニングすることが出来ます!
10年も経てばさすがにチューナーも進化していますね!私が持っているタイプとはすっかり変わっていてびっくりしました。
また、無料のアプリでもチューニングすることが出来ます。
私が愛用しているチューナーアプリは「Tuner Lite」というものです。

周囲が静かな環境でしたら精度も高いので十分使用できます!
無料とは思えないクオリティですのでお勧めです!
ただ、周囲にテレビの音など、ギターの音以外の物音があるとその音を拾ってチューナーが動いてしまいますのでそこだけは注意です。
ピック
指弾きしかするつもりはない!という方はほぼいないでしょう。
兎にも角にもピックが無ければ始まらない!
ピックには様々な種類があるのでどれを選べばよいか分かりにくいかもしれませんね。
簡単に、ピックの選び方についてご説明します。
ピックの選び方
形で選ぶ
ピックの形状は様々なのですが、この記事では最も一般的な型とされている2種類についてご紹介します。

左が「ティアドロップ型」といわれる形です。
先端に向かうにつれてシャープになっていくので、弦への引っ掛かり感が少なくてスムーズなピッキングが可能です。
ギターソロを弾くのなら「ティアドロップ型」が向いています。
右が「トライアングル型」といわれる形です。通称「おにぎり型」とも呼ばれています。
3角形をしていて、どの頂点でも同じ感覚でピッキングが出来ます。
コードストロークやカッティングをするなら「トライアングル型」が向いています。
私は始め、ティアドロップ型を愛用していたのですが、私のポジションはボーカルギターでギターソロを弾く機会があまり無かったことと、コードストロークがメインだったこと、そして何より「ティアドロップ3枚分も使える頂点がある」という理由でトライアングル型へ移行し、長らくトライアングル型を愛用しています。
そう、ピックはめちゃくちゃ消耗するのです!
1枚わずか¥110程ですが、すぐに角が削れて買い替えていてはピック代も結構バカにならないのです。
材質で選ぶ
先ほどの写真のピックは、素材が滑らかで手が滑りやすいのが難点です。
慣れてしまえばどうってことないのですが、弾き始めはピックが上手く持てずに滑ります。
そこで滑りにくい材質の物を愛用していました。

上の写真のピックについて。
ダンロップのピンク系の2つはツルツルとした材質になっていて指が滑りにくいです。
右のフェルナンデスの物は、黒い楕円の部分が紙やすりのようになっていて滑り止めとなっています。
初心者の頃は、左と真ん中のピックを愛用していました。手の滑りは弾き続けるうちに慣れて滑りにくくなってくるのでご安心ください。
ちなみに、ピックの色の違いはピックの厚みの違いです。
薄すぎても厚すぎても弾きにくいので、ご自分で弾きやすい厚みの物を試しながら選んでみてください。
結局私はダンロップのイエローのトライアングル型に落ち着きました!
ギターケース
ギターを購入する時に一緒に購入するのが一般的だと思います。
ギターを持ち運ぶ際にギターケースは必須。ギターケースにも種類があるのでご説明します。
ソフトケース
布製のギターケースです。
軽量で背中に背負ってギターを運ぶことが出来るので手軽です。
その代わり、衝撃には弱いです。
ハードケース
プラスティック製、合板製などのしっかりとしたギターケースです。
重量があり手に持って運ぶため負担が大きいです。
その代わり、衝撃に強いので安心です。
ソフトケースとハードケース、どちらがオススメ?
価格は、ソフトケースの方がかなりお安くなっています。
ハードケースの方がしっかりとした材質と作りなので当然ですね。
私はギター購入当初、主な移動手段が原付だったため、迷わずソフトケースを選びました。
その後車移動メインになってもソフトケース一択。
ハードケースはとにかく重たいので私には運ぶのが負担になってしまいます。
ギターだけではなく、エフェクター類も持ち運ぶ事になるでしょうから、ソフトケースならばギターは背中に背負ってしまえば両手がフリーになる点、重量が無い点はかなり魅力的です!
選んだケースが、自分のギターに対応しているか十分確認してから購入しましょう!
特にハードケースは形も様々ですので要注意です!
ストラップ
ギターを肩から掛けるための紐の事です。
立って弾くのなら必須のギターストラップ!
始めたばかりで立って弾く余裕がない方や、しばらく座ったままで練習したいという方には必要無いのですが、立っても弾けるようになることは結構重要ですので、ギターと同じタイミングで購入しておくのが良いかと思います。
まず、適度に幅が広く、材質が柔らかいという事は押さえておいてほしいポイントです。
なぜなら、細いストラップや硬いストラップは肩が痛くなるからです!
ギターって結構重いんです。レスポールタイプなんて特に重いです!
私のテレキャスもテレキャスらしくない重みがあり、バンド仲間をドン引きさせていました。
そんな重いギターを細くて硬いストラップで弾き続けた結果、肩の痛みに悩まされました。
ギターを立って弾く時は、その重みを肩で支える事になります。
そのため、なるべく幅が広いストラップで荷重を分散させて、柔らかい素材で肩への接触を優しくしましょう。
デザインはご自分のお好みで!
自分のギターの色も考えて似合う物を選ぶと良いでしょう。
ギタースタンド
ギタースタンドの購入は練習を長続きさせるためにもとってもオススメです。
ギタースタンドを購入せず、毎回ギターケースに収納するというのは危険!
一度ケースにしまったギターは取り出すのが億劫になります。
つまり、練習する機会が激減してしまいます!
ギタースタンドを購入し、スタンドにギターを立てていつでも手軽に手に取れる環境を作っておくことがギター上達の第一歩!
自分がいつも座っているデスクの隣やベッドの横など、移動しなくてもギターが手に取れるような場所にスタンドを設置しておきましょう。
そしてふとした時やちょっとした空き時間に自然にギターに手が伸びる事を習慣化してください!
私は↑のようなタイプのスタンドを愛用しています。安定感があって転倒防止のストラップもついているので安心です。
カポタスト

これは必須ではありませんが、無いと弾けない曲もありますのでご紹介。
コピーしたい曲がカポタスト必須の曲だったり、カポタストを使用する事で簡単に弾けるようになるならぜひ購入しましょう!
もし、言っている意味が何の事だか分からない方は購入する必要はありません!
弾き語り系の場合使用頻度が高くなるかと思います。
まとめ
これさえあればまずはギター練習が始められます!
最悪、弦が張ってあればあとはチューナーとピックだけあればOKです。
最初にあれこれ揃えるのではなく、必要に応じて少しずつ揃えるので十分です!
まずは何を買うかではなく、どれだけ練習するかが大切ですよ。
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